あゆみばしからの眺め
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子どもらも合掌しながら火渡り
鳥谷の光厳寺で正御影供
真言宗光厳寺(五味寛融住職)は、「鳥谷の火祭り」の愛称で知られる大師講、正御影供(しょうみえく)を二十一日、鳥谷の同寺境内で行った。
同日は曼茶羅を開帳。護摩祈祷や法話、演芸が行われ、参詣者にタケノコを使った料理を振る舞った。
五味住職をはじめ修験僧九人による水行に続き、境内に設けられた四国八十八カ所の御砂踏霊場で「千灯明供養」を行い、子どもらも提灯を持って行列に加わった。
続いて柴燈護摩では、五味芳道僧正が導師を務め、修験僧が四方と中央に向けて破魔矢を放った後、護摩壇に点火。参詣者らは、家内安全や学業成就、無病息災、交通安全など諸願成就を護摩木に託し、五味導師が読経しながら炎に投げ込み、本尊不動明王に祈願。参詣者は、風に煽られて炎が舞い上がる護摩壇に合掌し、修験僧から御祓いを受けた。
最後に、火が落ち着いた護摩壇の中央を割いて残り火の中を歩く「火渡り」。普段気付かない自らの罪が滅罪されるといわれ、五味導師を先頭に参詣者らも裸足になって合掌しながら火の上を歩いた。
(沼朝平成24年4月24日号)
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